前説
子供は苦手である
それが私が昔から子供に抱いていた感情であった
やつらはあなどれない
子供相手に本気で挑んできた
お菓子を巡って争奪戦も繰り広げた
叱る時は部屋の隅に追いつめて威圧する
周りが子供に甘すぎるのが納得できなかった
しかし単に私が大人げない、つまりは私も子供だったということがわかってきた
その波乱の中子供が子供を産むというわけのわからない展開へと
話は続いていくのであった