●妊娠4ヶ月
病院で超音波映像をビデオに撮ってもらい、
旦那が帰宅した後ご飯を食べながら上映会開始
これが検診日の慣習となった
旦那は「もう一回巻き戻して見ていい?」と必ず見るたびに言う
親ばかになりそうな・・・なるだろうな・・・
ビデオの構成は最初に計測(頭・手足・腹等)膀胱・心臓の確認
最後に心音が大音量で流れる
妊娠初期の最大の心配事がこの心音であった
心音が確認できた瞬間、私はいく人にも分裂してミニきざお隊を結成し、
赤ちゃんの心臓の守備につきたい・・・そんな妄想に取り付かれた
なんとしてもこの命を守り抜きたい
その日から道路を歩くにせよ、洗濯をするにせよ、ご飯を作るにせよ
全てのことに神経を尖らせた
よく「あなた一人の体じゃないんだから」というセリフを耳にするが
まさにそのセリフの意図するところを実感した
でも赤ちゃんのためになるからと薦められた納豆だけは食べられなかった
ごめんなさい
シソを混ぜたりお茶で飲み込んだりしても、
喉が赤外線センサーの如く警笛を鳴らす
それが納豆
この頃見た夢
見たことあるようなないような店を出たところ少女が駆け寄ってきて
「いっしょに遊んでくれる?」首を傾けて言う
私は「うん、もちろん」と親しげにその少女と手を繋いで歩いていく
そういう夢を数回見た
もしこれを見たのが旦那ならロリコン願望も疑われるが
この頃から「産まれるのは女の子」と確信していた
(単純に染色体がどうのこうのとか考えない場合、性別は
50パーセントの確率で当たるはずだというご意見は謹んでお受けさせて頂きたく候)